賃貸契約の注意点

契約時にかかるお金

引っ越しにはお金がかかります。
荷造りや運送などの引っ越し費用のほかにも、家具や消耗品など、新居で新たに購入する必要が出てくる事もあります。
できるだけ出費は抑えたいものです。
新居の賃貸借契約を結ぶ際、家賃以外に初期費用がかかります。
敷金、礼金、仲介手数料、火災保険料に加え鍵交換代、前払い家賃、そして、最近は、保証人を立てる代わりに、家賃保証会社との契約を条件として出されることも増えています。
月の半ばで契約すると、日割りの家賃が発生することもあります。
一般的に20~40万円程かかる計算になります。
こうした費用を抑えるには、敷金や礼金がゼロの物件を選ぶ、仲介手数料が半額になっているキャンペーン期間を狙う、といった工夫が必要です。
また、両親や、近くに住む親戚などにお願いして保証人となってもらうことで、家賃保証会社と契約をしない、という選択肢もあります。

契約時に請求される費用に注意する

仲介業者によっては、よくわからない費用を請求してくる場合があります。
例えば、「書類作成費」、「簡易消火器」、「害虫駆除費」、「安心入居サポート費」といったものです。
仲介業者が借主に請求できるのは仲介手数料のみと法律で決められています。
そして、貸主と借主合算で家賃の1.08か月分までで、借主から徴収できるのは0.54か月分までとされています。
そのため、あの手この手で費用を上乗せしようとするわけですね。
このような費用が見積や契約書に記載されている場合は、支払を拒否することが可能です。
これらの費用を契約時の条件とされた場合、一度その物件が他の不動産会社の扱いで賃貸募集が出ていないか調べてみましょう。
複数の業者で入居者募集が出ていれば、大家さんとの代理契約を結んでいる物件ではないので、他の仲介業者に見積もりをお願いしてみるのも選択肢の一つです。


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