賃貸物件に長く住むか短く住むか

2019年から爆発的に感染拡大し、日本のみならず世界各国の経済や生活に大きな影響を与えている新型コロナウィルス。
その影響は、不動産業界にも変化をもたらしています。
緊急事態宣言や外出制限などから、急速に発展したテレワークによる勤務は、住環境にも大きな影響を与えました。
2022年4月の段階で、テレワーク実施状況は、全企業で20%を超えています。
新しい働き方の方法としてその地位を確立し、実際に従事するテレワーカーも増加しています。
そんな中、より、テレワークに適した環境を居住空間に求める傾向にあります。
テレワークに適した環境とは、業務に集中できる環境、つまり、外部からの遮蔽性や長く座っていられる椅子や机、照明、そして、データ通信に欠かせないネット環境などの執務環境が整備されている事です。
賃貸物件としても、人気が集まっているのが、インターネット無料の物件や駅チカの小振りな物件よりも、少し駅から距離があっても、間取りの広めな物件となっています。
ワクチン接種が進み、コロナ前とまでは言わないまでも、付き合い方を身に着けたwithコロナの世の中となっています。
コロナ禍で新規採用を控えていた企業も、採用を再開し始めていること、外国人の入国制限が撤廃されたことから、単身向けの賃貸住宅や、外国人むけのシェアハウスを獲得しようと動いています。
そのように、借りる側の経済状況や求めるものが変化している中で、お部屋探しのポイントもおのずと変化しているのです。
ライフスタイルに合った物件におトクに済む方法について調べてみました。